《盃満ちる燦幻荘》 基本情報
ふりがな | さかずきみちるさんげんそう |
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魔法・罠の種類 | フィールド魔法 |
効果テキスト | このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分メインフェイズ1の間、自分フィールドのドラゴン族・炎属性モンスターは相手が発動した効果を受けない。 ②:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「天盃龍」モンスター1体を手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。 ③:バトルフェイズ中にこのカードが破壊された場合、自分フィールドのドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を倍にする。 |
入手情報
発売日 | 入手情報 | レアリティ |
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2024/01/27 | レガシー・オブ・デストラクション [LEGACY OF DESTRUCTION] | R |
考察・評価
《盃満ちる燦幻荘》の名称の「燦幻荘」は、麻雀の場所を提供する店舗である「雀荘(ジャンソウ)」から来たものでしょう。
①の効果は、自分メインフェイズ1の間、自分フィールドの「ドラゴン族・炎属性」モンスターが相手が発動した効果を受けない効果。
自分メインフェイズ1の間だけであるため、バトルフェイズでは効果を発揮しません。
しかし、【天盃龍】の下級モンスターの効果により、バトルフェイズ中にフリーチェーンでシンクロ召喚を行えるため、対象を取る効果であれば共通効果でかわす事も可能です。
②の効果は、メインフェイズにデッキから「天盃龍」モンスター1体を手札に加え、手札1枚捨てる手札交換効果。
手札が増えるわけではないですが、初動カードの確保や安定性の向上が狙えるため、重要性の高い効果です。
また、《天盃龍ファドラ》で蘇生するモンスターを捨てたり、墓地効果を持つものを選べば問題なく使用できます。
【天盃龍】魔法カードには、よりサーチ範囲が広い《燦幻開門》もありますが、《盃満ちる燦幻荘》はフィールド魔法であるため、維持できれば複数回使用することが可能です。両方採用して使い分けるのが良いでしょう。
③の効果は、バトルフェイズ中に破壊された場合、ドラゴン族シンクロモンスターの攻撃力を倍にする効果。
《盃満ちる燦幻荘》を破壊する発動条件があるため、自身を墓地から蘇生させつつフィールドのカード1枚を破壊する効果をもつ、《燦幻昇龍バイデント・ドラギオン》や《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》と相性が良いです。
また、《トライデント・ドラギオン》とも相性がよく、シンクロ召喚成功時に、フィールドのカード2枚までを破壊することができます。
破壊した枚数分攻撃回数が増えるため、《盃満ちる燦幻荘》の破壊時効果で攻撃力6000の最大3回攻撃が可能であり、合計18000ダメージを与えることで、1ターンキルを狙えます。
【天盃龍】デッキの解説は、以下の記事を参考にしてください。
相性の良いカード
《トライデント・ドラギオン》
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2800
ドラゴン族チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードがS召喚した時、自分フィールドの他のカードを2枚まで対象として発動できる。
その自分のカードを破壊する。
このカードはこのターン、通常の攻撃に加えて、
この効果で破壊したカードの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
《燦幻昇龍バイデント・ドラギオン》
《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》
《燦幻開門》
裁定
- フィールドゾーンで表側表示のこのカードが適用するチェーンブロックの作られない効果です。
- 自分のモンスターゾーンに表側表示で存在する該当のモンスターに適用する効果です。(魔法カードの効果を受けないモンスターにはこの効果は適用されませんので、そのモンスターは相手の発動したモンスター効果や罠カードの効果を受けます。)
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- フィールドゾーンで表側表示のこのカードが発動できるチェーンブロックの作られる効果です。
- 処理時に、『デッキから「天盃龍」モンスター1体を手札に加える』処理を行います。手札に加えることに成功した場合、その後、『自分の手札を1枚選んで捨てる』処理を行います。
- 手札に加える処理と手札を捨てる処理は同時に行われません。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- チェーンブロックの作られる効果です。
- ダメージステップでも発動できます。
- バトルフェイズ中に破壊され墓地へ送られた場合は墓地で、表側で除外された場合は除外されている状態で発動できます。(破壊され、最初に送られたところで発動できます。)
- この効果が適用されたモンスターがモンスターゾーンに存在しなくなった場合、表側表示から裏側守備表示になった場合に、『攻撃力を倍にする』効果の適用はなくなります。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- 自分フィールドに「盃満ちる燦幻荘」と「幻禄の天盃龍」が存在する状況で、自分のメインフェイズ1に自分が「幻禄の天盃龍」の②の効果を発動しました。
これにチェーンして相手が「終戒超獸-ヴァルドラス」の①の効果を発動した場合、「幻禄の天盃龍」の②の効果の発動は無効なりますか? -
無効になります。
「盃満ちる燦幻荘」の①の効果は自身のモンスターゾーンに表側表示で存在するドラゴン族・炎属性モンスターに適用される効果です。「終戒超獸-ヴァルドラス」の①の効果の処理時に、「幻禄の天盃龍」はモンスターゾーンに存在しなくなっていますので、「盃満ちる燦幻荘」の①の効果は適用されておらず、通常通り「終戒超獸-ヴァルドラス」の①の効果が処理されます。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- 自分のフィールドゾーンに「盃満ちる燦幻荘」、自分のモンスターゾーンに「天盃龍パイドラ」が表側表示でそれぞれ存在します。
この状況で、自分のメインフェイズ1に相手が「粛声なる威光」の『●自分フィールドの戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターの数まで、相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードとこのカードを破壊する』効果を発動し、破壊するカードとして「盃満ちる燦幻荘」と「天盃龍パイドラ」を選んだ場合、処理はどうなりますか? -
自分の「盃満ちる燦幻荘」と相手の「粛声なる威光」は破壊されますが、「天盃龍パイドラ」は自分のモンスターゾーンに残ります。
「盃満ちる燦幻荘」と自分のモンスターゾーンに存在するドラゴン族・炎属性モンスターが同時に効果を受ける場合でも、『①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分メインフェイズ1の間、自分フィールドのドラゴン族・炎属性モンスターは相手が発動した効果を受けない』効果は適用されます。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
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