《幻禄の天盃龍》 基本情報
ふりがな | げんろくのてんぱいりゅう |
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属性 | 炎属性 |
レベル/ランク | 3 |
種族 | ドラゴン族 |
モンスターの種類 | 効果 |
守備力 | 1000 |
効果テキスト | このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。その後、このカードのレベルを1つ上げる事ができる。 ②:自分・相手ターンに、このカードをリリースして発動できる。デッキから「幻禄の天盃龍」以外の「天盃龍」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。 |
入手情報
発売日 | 入手情報 | レアリティ |
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2024/04/27 | インフィニット・フォビドゥン [INFINITE FORBIDDEN] | R |
考察・評価
《幻禄の天盃龍》の名称の由来は、麻雀のイカサマ行為である「元禄積(げんろくづみ)」だと思われます。
「元禄積み」とは、牌山の自分が引いてくる部分に特定の牌を積む事で、ツモ牌を操作するイカサマです。
①の効果は、ドロー以外で手札に加わった場合、自身をチューナー扱いで特殊召喚。その後、自身のレベルを1つ上げることも可能です。
自身を特殊召喚する条件で、一番満たしやすいのはサーチです。
【天盃龍】魔法カードの《燦幻開門》や《盃満ちる燦幻荘》でサーチができ、これらの魔法カードをサーチできる《天盃龍パイドラ》からレベル6・7のシンクロ召喚に繋がります。
他にも《ドラ・ドラ》などのサーチ手段が存在し、同様にレベル6・7のシンクロ召喚に繋がります。
②の効果は、自分・相手ターンに自身をリリースすることで、デッキから「天盃龍」モンスターを特殊召喚する効果。
《天盃龍パイドラ》《天盃龍ファドラ》を特殊召喚すれば、召喚に成功した場合の効果でアドバンテージを稼ぐことができます。
また、《天盃龍ファドラ》を出せば、リリースした《幻禄の天盃龍》を即座に蘇生することが可能です。
発動後にドラゴン族モンスターしか特殊召喚できないデメリットがあり、【天盃龍】シンクロモンスターはドラゴン族であるため関係ないが、エクストラデッキの汎用モンスターとの兼ね合いは気にする必要があります。
②の効果を、相手ターンに使用する場合はデメリットになりません。
【天盃龍】デッキの解説は、以下の記事を参考にしてください。
相性の良いカード
《ドラ・ドラ》
効果モンスター
星3/炎属性/ドラゴン族/攻 400/守 200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくる。
めくったカードがドラゴン族・炎属性モンスターだった場合、そのモンスターを墓地へ送り、
このカードの攻撃力は自分フィールドの「ドラ・ドラ」の数×1000アップする。
違った場合、めくったカードをデッキの一番下に戻す。
《天盃龍ファドラ》
《天盃龍パイドラ》
《盃満ちる燦幻荘》
《燦幻開門》
裁定
- 手札で発動できる誘発効果です。
- ダメージステップ中に条件を満たした場合でも発動できます。
- 処理時に、『このカードをチューナー扱いで特殊召喚する』処理を行います。特殊召喚に成功した場合、その後、『このカードのレベルを1つ上げる』処理を行うことができます。
- 特殊召喚する処理とレベルを上げる処理を両方行う場合、それらは同時に行われません。
- このカードがモンスターゾーンに存在しなくなった場合、表側表示から裏側表示になった場合に、『チューナー扱い』する効果と『レベルを1つ上げる』の適用はなくなります。
- このカードの効果が無効になった場合、『レベルを1つ上げる』効果の適用はなくなりますが、『チューナー扱い』する効果の適用はなくなりません。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- モンスターゾーンで発動できる誘発即時効果です。
- ダメージステップには発動できません。
- 処理時に、『デッキから「幻禄の天盃龍」以外の「天盃龍」モンスター1体を特殊召喚する』処理を行います。また、処理時に、『ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない』効果を適用します。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- 自分フィールドに「盃満ちる燦幻荘」と「幻禄の天盃龍」が存在する状況で、自分のメインフェイズ1に自分が「幻禄の天盃龍」の②の効果を発動しました。
これにチェーンして相手が「終戒超獸-ヴァルドラス」の①の効果を発動した場合、「幻禄の天盃龍」の②の効果の発動は無効なりますか? -
無効になります。
「盃満ちる燦幻荘」の①の効果は自身のモンスターゾーンに表側表示で存在するドラゴン族・炎属性モンスターに適用される効果です。「終戒超獸-ヴァルドラス」の①の効果の処理時に、「幻禄の天盃龍」はモンスターゾーンに存在しなくなっていますので、「盃満ちる燦幻荘」の①の効果は適用されておらず、通常通り「終戒超獸-ヴァルドラス」の①の効果が処理されます。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
- 自分の墓地に「聖炎王 ガルドニクス」と「ブラック・ホール・ドラゴン」が存在している状態で、自分のモンスターゾーンの炎属性モンスターが破壊されました。
それにより、「聖炎王 ガルドニクス」の『①:このカードが手札・墓地に存在し、元々の属性が炎属性となる自分のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する』効果と、「ブラック・ホール・ドラゴン」の『①:このカードが手札・墓地に存在し、フィールドのモンスターが自身を対象としないカードの効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する』効果が発動の条件を満たした場合、両方の効果をチェーンを組んで発動できますか? -
いずれか片方だけ発動することができます。同一チェーン上で両方の効果を発動することはできません。
自身を特殊召喚する誘発効果のうち手札で発動可能である効果は、同一チェーン上ではいずれか1つしか発動できません。ここでいう”自身を特殊召喚する誘発効果のうち手札で発動可能である効果”には、上記の「聖炎王 ガルドニクス」「ブラック・ホール・ドラゴン」のように手札・墓地で発動可能な効果も含まれます。手札で発動する場合でも墓地で発動する場合でも、この種の誘発効果の発動は同一チェーン上で1度しか行えません。
手札で発動可能な自身を特殊召喚する効果を持つ《幻禄の天盃龍》も同様に、条件を満たしている効果が複数ある場合でも同一チェーン上ではそのうち1つしか発動できません。
引用元:KONAMI遊戯王公式サイト
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